院内施設
感染対策
エリア分け
当院では感染対策として一般の患者様と感染症が疑われる患者様では出入口、待合、トイレ、診療スペースを分けております。
熱がある、のどが痛い、咳が出る、嘔吐と下痢があるなど感染症が疑われる症状がある場合はWEB予約時に「発熱・感染外来」を選択してください。お電話で予約の方は症状をお伝えいただいたうえで指示に従ってください。予約時間になりましたら向かって右側の感染症出入口からお入りください。予約なしでの感染症出入口からの受診も可能ですが、待合に空席がない場合はお車等でお待ちいただくことになりますのでご了承ください。感染症出入口から入られましたら受付にお声掛けください。感染症で診療後のお会計は感染管理の面から現金ではなくカードかデジスマ診療でのお支払いを推奨しています。
スタッフの取り組み
院内感染対策マニュアルに基づき、スタッフは毎日の健康状態確認、手洗い、マスクの着用などを確実に実施し、定期的に院内各設備の清掃と消毒を行います。
スタッフは年2回以上院内感染対策に関する研修を受け、感染防止に対する知識の向上を図ります。
週1回以上院内感染管理者による巡回を行い、院内感染事例の把握を行うとともに、院内感染防止対策の実施状況等を確認します。
抗菌薬の適正使用
薬剤耐性(AMR)対策として、厚生労働省の「抗微生物薬適正使用の手引き」に則り、適切な抗菌薬を、適切な量で、適切な期間、適切な投与ルートで投与するようにしています。当院は感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、抗菌薬の適正使用について連携医療機関から助言を受けます。院内感染管理者は連携医療機関が定期的に主催する院内感染対策に関するカンファレンスや訓練に参加します。
空気清浄機
当院では感染対策として高性能業務用空気清浄装置「エアロシステム35M」を導入しています。
天井に埋め込まれていて一見エアコンにみえますが、毎分35m3の空気清浄能力で効率よく室内に浮遊する汚染物質を除去します。電気集塵方式により空気中のウイルスよりもさらに小さな0.01μmの微細な粒子まで吸着してオゾンの力で脱臭・除菌します。
医療機器
- 体重計
手すりにつかまったまま測定できる体重計があります。
心不全や慢性腎臓病(CKD)が悪化すると足がむくんだり、息が苦しくなったりします。これは体に水が貯まるためです。体に水が貯まると体重が増えるため、心不全やCKDの患者様は毎日体重を測定して普段より2~3kg以上増えたら要注意です。
また、栄養状態が悪いとフレイルやサルコペニアといった身体機能の低下で転倒や骨折の危険が高くなったり、感染症や傷の治りが悪くなったりします。低栄養状態の診断には身長、体重、下腿周囲径、食事量、疾患の有無などで評価するGLIM基準が世界的に使われ、体重測定は必須となっています。
当院には足腰が弱くなった方でも手すりにつかまったまま測定できる体重計がありますので是非ご利用ください。 - 胸部レントゲン撮影装置
- 超音波(エコー)検査装置
- ポータブルエコー
- 心電図
- 生体情報モニター
- 採血、尿検査機器
- AED
主な病診連携医療機関
施設基準・加算について
地域包括診療加算に関するご案内
- 当院は健康相談及び予防接種に係る相談に応じています。
- 当院は通院する患者様について、介護支援専門員や相談支援専門員からの相談に適切に対応します。
- 当院は患者様の状態に応じ、28日以上の長期の投薬やリフィル処方箋の交付が可能です。
- 当院は敷地内禁煙です。敷地内での喫煙はご遠慮下さい。
機能強化加算に関するご案内
当院はかかりつけ医機能を有する医療機関として次のような取り組みを行っています。
- 患者様が受診している他の医療機関や処方されている医薬品をすべて把握し、必要なお薬の管理を行います。
- 必要に応じて専門医・専門医療機関へご紹介します。
- 健康診断の結果など、健康管理に係る相談に応じます。
- 保健・福祉サービスに関する相談に応じます。
- 夜間・休日等の緊急時の対応方法について情報提供いたします。
かかりつけ医機能を有する医療機関は、医療機能情報ネット(ナビイ)で検索できます。
医療DX推進体制整備加算・在宅医療DX情報活用加算に関するご案内
当院では医療DXを推進して質の高い診療を実施するために以下の取り組みを行っています。
- オンライン資格確認システムにより取得した診療情報を活用し診療をする体制を有しています。
- オンライン請求を実施しています。
- 電子処方箋を発行する体制を有しています。
- 居宅同意取得型のオンライン資格確認等システムにより取得した診療情報などを活用して計画的な医学管理の下に在宅診療を行う体制を有しています。
外来感染対策向上加算・発熱患者等対応加算に関するご案内
院内感染防止対策に関する取組については感染対策をご参照ください。